“春メイク”は「艶めき肌」がキーワード
ファッションだけでなく、おしゃれに欠かせないのがメイクですよね。肌の露出が徐々に増えていくこの時期こそ、菌活で磨いた美肌がメイクで際立つときです! ぜひ、きのこの美肌ケア効果を「きのこで菌活。」コラムでおさらいしてみてください。そして今週のトレンドコラムでは、前田さんが教えてくれた今年の春メイクのトレンドをお伝えします。ポイントは「質感」。季節感をプラスしたプロのメイク術、必見です。
—————— 教えてくれたひと ——————
前田安里沙 (Arisa Maeda)
トータルビューティアドバイザー、スタイリスト。渋谷公園通りの美容室に所属するかたわら、雑誌撮影やヘアショーなどでヘアメイクを担当。読者モデルとして活躍した経験を生かし、すべての女性の魅力を引き出すべく、日夜、美容の研究に励む。トータルビューティアドバイザーとして、丁寧なカウンセリングで悩みの解決方法を提案。インスタグラムでも情報を発信中。http://iconosquare.com/alisa0822
今年の春メイクは「質感」で遊んでみる
「ファッションとメイクって、すごく連動しているんです。たとえば去年は、ベージュやカーキ、テラコッタなど、いわゆるアースカラーの服が流行りましたが、それに合わせてメイクはマットな感じが合っていたんですね。でも今年流行の甘めのスタイルにマットなメイクって重すぎる。そういう点でも、今年は『艶っぽいメイク』がいいと思います。もっと質感で遊ぶようになるでしょうね」
前田さんのいう「艶」をかなえるコスメは、たとえばクリーム状になったグロスタイプのアイシャドウ。なかでも「THREE」の「ウィスパーグロスフォーアイ」が全カラー品切れになるほど人気だそうです。ファンデーションも濡れ感があるもの、リップならグロスや口紅よりも、薄づきで自然な仕上がりとなるティントリップを。
「ベースはトレンドカラーのライトブルー、チークは控えめなローズクォーツ系で健康的な美肌をちょっとセクシーに演出してあげたいですね。ちなみにネイルは『フェザーオレンジ』という柔らかい色味がトレンドです。今年の春は、全体的に艶感のある、軽めのものがいいと思いますね」
ベースとなる肌は「オイル」で“仕込む”
ただし、どんなに上手にメイクしても、ベースとなる肌が健康的でなければ効果は半減。だからこそ“肌の仕込み”は欠かせない、と前田さんは言います。強調していたのは、食生活の大切さ。ヘアスタイリストという仕事柄、ふだんから髪やネイルに健康状態が現れることを実感しているそうです。
「健康的な肌は健康的な食生活が絶対に必要です。身体って、食べ物から全部できあがっていますから。髪の毛が細くなったなとか、爪とかまつげもそう。不調って、末端に出るんですよ。調子悪いなと思って数ヶ月前を振り返ってみると、だいたい忙しかったり不規則な生活を送ったりしていますね」
健康的な食生活のほか、前田さんが実践しているスキンケアが「オイルマッサージ」。前田さん自身は乾燥肌を改善するためにしているとのことですが、マッサージをすることで代謝を上げ、肌の状態を整えるという効果もあるそうです。
「私の場合は、お風呂で湯船につかっているときに、オイルで顔全体をマッサージしています。ローラーで肌をくるくるしたら、首に沿って手を滑らせて、老廃物をリンパに流してあげる感じですね。オイルって、保湿はもちろん肌をふっくらさせたり、化粧水などの浸透を高めるためのブースター代わりにもなるんですよ」
自身のスキンケアだけでなく、モデルさんをメイクするときにも、肌の調子が悪い場合はオイルをつかってしっかりスキンケアをするのだそうです。また、流行の艶メイクをつくりたいときはファンデに混ぜる裏ワザもあるのだそう。
「メイクはベースづくりが絶対に大切なので、スキンケアは外せないところですね。もちろん、食べ物に気を使うことは大前提。偏った食生活にならないように、私も気をつけています。」
【次週は春ファッションに合わせたいヘアスタイリングをご紹介します。お楽しみに!】
今おすすめのきのこレシピ
-
きのこと牛肉のスタミナあんかけチャーハン
栄養バランスのよい食事で、エネルギーチャージ&身体づくりをしていきましょう!きのこに豊富なビタミンB1は、糖質代謝を促すことで効率の良いエネルギーチャージをサポートします。また、にんにくの芽に含まれる「アリシン」にはビタミンB1の働きを高める効果があるため、きのこと合わせることで効果がアップ!きのこと牛肉でボリュームも満点の一品です。
レシピを見る