今年は自分の夢に向かって、いきいきと過ごそう!
あけましておめでとうございます。「1年の計は元旦にあり」と言いますが、夢や目標を持って、そこに向かっている人って輝いていて、素敵ですよね。2016年最初のトレンドコラムでは「新しい年を迎えた今こそ考えたい、ライフプラン」をテーマに、1年後、5年後、10年後、どんな自分になっていたいかを考えてみようと思います。更にお金のことから夫婦関係・恋愛まで、自分が望む未来を実現する方法、なりたい自分になるための具体的な方法をご紹介します。
第1回目の今週は「夢を見つける方法」から。今週の「きのこで菌活」コラムではカラダの内側からキレイになるポイントをお伝えしていますが、夢を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、「夢を具現化するコンサルティング」を企業や個人の皆様にレクチャーしていらっしゃる湯谷さんに、新年に考えておきたい「夢」や「目標」についてお伺いしました。
—————— 教えてくれたひと ——————
湯谷麻生子(Makiko Yutani)
1965年生まれ。音楽大学声楽家卒業。音楽教室講師、MCやDJ、司会者としても活動したのち、通販バイヤーや営業を経験。現在はファイナンシャルプランナーとして法人・個人のコンサルティングに従事する。「夢を具現化するコンサルティング」が好評を博し、いきいきと輝く女性をプロデュースするためにセミナー・レッスン・企業研修なども開催している。
かなえるための、夢について考えてみませんか
「子どもの頃には、はっきり言えた夢も、大人になるにつれだんだんぼんやりとしてくるものですよね。それどころか【夢なんてない】という人も多いのではありませんか? でも、私が「夢」と呼んでいるものは、そんなに大げさなものではないんです。かなえられる夢、かなえるための夢を持つことが大切だと考えています」
新年を迎えた今、考えたいのは「かなえるための夢」。2016年を前向きにいきいきと過ごすためのヒントがここにあるそうです。
「例えば、夢を”未来の楽しみ” と考えてみてください・・・するとどうでしょうか。【春になったら旅行しよう】でも【次の日曜日に、ちょっとリッチなレストランに行こう】でもいいんです。もう少し長期的に考えて【老後は好きなことをしたい】でも、もちろんOK。そういう身近な希望こそが、私のお伝えしている夢なんです。そんな身近な希望があることで、毎日の暮らしがキラキラしてきます。ですから一年のはじめには、なりたい自分像を思い浮かべながら、じっくりと夢について考えてみてください」
夢をもって前向きに過ごすためのポイント
夢や目標を考えるときに、気をつけておきたいことを湯谷さんにお教えいただきました。ポイントは外からの情報に流され過ぎないことなのだそうです。
「例えば『モテない人の特徴はこれ!』などの記事があるでしょう。そういった種類の情報の影響を受けて、一種の型にはめられてしまう人が非常に多いんです。”こうしたら嫌われる””こうあるべき”など情報に縛られてしまった結果、自分が本当に好きなことも嫌いなこともわからなくなってしまうようです。ちょっとしたことですが、以下のポイントに気をつけて、夢のことを考えてみてください。」
【1】しっかりと自分で考える時間をつくる
外からの情報に流され過ぎないようにすること。頭のなかをフラットな状態にしてイチから考えてみるのがおすすめです。
【2】パートナーと夢の話をしてみる
信頼のおける人と、夢について話してみることで、自分の目標がわかることもあります。
【3】素直になる
人生は一度きり。自分の心に素直にならなくてはもったいないのですが、意外とこれが一番難しいこと。心を切り替えて素直になってみましょう。
「私が、日頃大切にしていることが3番めに紹介した”素直に生きる”ことなんです。きっかけは、1995年に起きた阪神大震災を目の当たりにしたことなんですが。本当に人生一度きりいうことを痛感したんですよね。その後上京し、自分のやりたいことにはなんでもチャレンジしてきました。そうしたら、夢も次々とかなうようになったんです。この経験から、様々なことにチャレンジして夢に向かっていきいきと過ごすことが、夢を自分のもとに引き込む秘訣なのだと思っています」
「コラージュ」で本当の自分の気持ちを思い出そう
夢や目標を実現させる前の、いわばウォーミングアップとして湯谷さんが教えてくれたのは「自分の好きなものを思い出す」ということでした。そのために湯谷さんがワークショップなどで行っているのが、「コラージュ」だそうです。ご自身の作品を見ながら、その方法を教えてくれました。
「コラージュのやり方は簡単です。雑誌やパンフレット、プリントアウトした写真から「いいな、すてきだな」と感じた絵や写真を切り抜いて、画用紙に貼っていくだけ。この「画用紙」がひとつのポイント。五感を使うことで、子どもの頃の感覚を思い出してほしいんです。紙のざらざらとした手触りが、眠っていた初期衝動をよみがえらせる手助けをしてくれるように考えています。言い方を変えれば、無意識とつながることで、潜在意識にある夢や目標を思い出すためのワークです。”好き”と感じたものは、どんどん切り抜いていってみてください」
好きな服や雑貨、お気に入りの絵、思い出の写真……。いろいろなものを画用紙にレイアウトしたら、そこにコメントやイラストを書くのもおすすめだそうです。できあがったものを額に入れて飾っておくと、モチベーションを高めることにもつながります。
「コラージュは、ちょっと面倒・・・と思う方は、気になったものをスマホで撮影するだけでもいいと思います。その場合でもおすすめなのは、プリントアウトして自分の手元においておくこと。最後に現像するという仕上げ行程を経ることで『情報』が『体験』に変わります。五感を使った体験は、体に刷り込まれるもの。そこから、本当に自分がかなえたい夢や目標が見えてくるはずです」
自分の好きなものを集めることで、自分自身の感情や思いにあらためて気づくことができます。自分自身の感覚を取り戻し、「夢」を見つけるコラージュ、皆さんもぜひチャレンジしてみてはいかがですか?
【次週は「夢や目標を実現する方法」をお届けします。お楽しみに!】
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