免疫力を下げないために、毎日の食事で出来ること
2026.10.22
例年12月頃に流行するインフルエンザですが、今年は8月に全国で流行入りするなど異例の早さで流行していますね。ニュースでは、うがい、手洗い、マスク着用、予防注射といった防止策について報じられることが多いですが、根源である「身体の免疫力を落とさない方法」があまり聞こえてこないのは少し残念に思います。
免疫力を落とさないためには毎日の食事を整えることが基本ですが、これらがあまり意識されていないのは、日ごろの食事の大切さは意外と重きが置かれていないことが要因であると感じています。食べる事、つまり「栄養」と「病気」が密接に関係している事はまだまだ理解されていない事のように思いますが、自分の身体は自分で守る事ができると私は考えます。
そこでまず大切なことは、病原菌を身体の中に留まらせないようブロックする力をしっかり持つこと。この作業をしてくれるのが毎日の食事で、そのためにどのような食べ物を摂ればいいのかを理解しておくことが必要です。もちろん食事は栄養をバランスよく摂る事が一番ですが、毎食考えるとなれば大変ですよね。そのため、この時期は免疫力を落とさないために三大栄養素をしっかり摂ることをベースに、そしてそれを代謝する力を持っているビタミン類を摂るように意識しましょう。
特に、タンパク質は免疫細胞の構成成分になり、ビタミンの中でもビタミンDは免疫力の維持に役立つ優秀な栄養素です。ビタミンDは限られた食材のみに含まれているのですが、その一つが「きのこ」です。そしてきのこにはビタミンDだけでなく、免疫細胞の約7割が集まる腸を整える食物繊維、免疫細胞に直接働きかけるβグルカンも豊富に含まれており、免疫力を高めるのをサポートしてくれます。また、糖質や脂質はエネルギーの素になるため元気な身体を維持するためにも、糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB群とあわせて摂ることがおすすめです。きのこにはビタミンB群も豊富に含まれているため、まさしく免疫機能を強くするのを助ける、後押しする力があるといっても過言ではないと思います。
日ごろの食事の内容を意識することが病気を防ぎ、元気に過ごすことにつながると思います。手軽に使えるきのこをいろんな料理に入れて、健康な毎日をお過ごしくださいね。
最後に、きのこを使ったおすすめのレシピを2つご紹介しますので、ぜひお試しください。
【きのこ入り豚肉ハンバーグの蒸し煮】

●材料(2人分)
豚ひき肉 200g
ブナシメジ 50g
白菜 400g
塩 小さじ1
胡椒 少々
水 100㎖
黒胡椒 少々
●作り方
1.白菜は、下の白い部分を50gほど刻み、残りはざく切りにする。ブナシメジはみじん切りにする。
2.豚ひき肉に塩の半量、胡椒をして、よく粘りがでるまで混ぜる。
3.刻んだ白菜とブナシメジを加え、2等分に分ける。
4.鍋に白菜を入れて残りの塩をし、肉ダネを並べる。
5.水を回し入れて蓋をして、沸騰後8~10分ほど蒸し煮をして、透明な肉汁が出れば器に盛って、黒胡椒をふる。
【豚肉ロール きのこソースがけ】

●材料(2人分)
エリンギ 100g
ブナシメジ 50g
豚生姜焼き用肉 200g(4枚)
塩(豚肉用) 小さじ1/3
胡椒(豚肉用) 少々
小麦粉 大さじ1/2
にんじん 100g(小1本)
塩(にんじん用) 少々
玉ねぎ 50g(1/4個)
にんにく 1片
白ワイン 大さじ2
牛乳 200㎖
塩(ソース用) 小さじ1/3
胡椒(ソース用) 少々
オリーブオイル 大さじ1
イタリアンパセリ 少々
●作り方
1.エリンギは1本は縦に4等分に切り、残りの1本はブナシメジとともに一口大にする。
2.玉ねぎは薄切りにし、にんにくはみじん切りにする。にんじんは厚さ7㎜ほどに切る。
3.フライパンにオリーブオイルとともににんじんを入れて、中火弱でじっくり焼く。(途中塩少々をし、焼けたら取り出す)
4.豚肉に塩、胡椒をして、縦に切ったエリンギに肉を巻き、小麦粉を表面につけてぎゅっと握る。
5.にんじんの横で4を焼き、表面がこんがりしたら取り出す。
6.フライパンににんにく、玉ねぎ、オリーブオイルを加えて弱火につける。
7.2分ほど炒めたら白ワインを加えて中火にして煮飛ばし、牛乳を加えてひと煮立ちさせる。
8.豚肉を戻し入れ、塩、胡椒をして、とろみがついてくるまで火を通す。
9.肉を先に取り出し、さらに煮詰めて味を調え、肉にかける。
10.お好みでイタリアンパセリを添えて完成。