食欲の秋へ!弱った胃腸をインナーケア
夜風が涼しくなり、残暑も落ち着いてきましたね。季節の変わり目にこそ、風邪などの体調不良には気をつけたいところ。夏の疲れを溜めたままでは、昼夜の寒暖差が身体に影響しやすくなりますよ。今週のトレンドコラムでご紹介したのは、涼しい季節にぴったりの上品なツヤメイク。イキイキした表情にこそ、秋のツヤメイクも映えるというものです。栄養豊富なきのこを毎日の食事に取り入れて、疲れ知らずの毎日を目指しましょう!
管理栄養士でフードスペシャリストの尾上雅子さんが最終週に教えてくれるのは、胃腸ケアの方法と、インナーケアの大切さです。
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■ ■ 監 修 ■ ■
尾上雅子(おのえまさこ)
管理栄養士、フードスペシャリスト。
大学卒業後、食品メーカーにて、品質管理・商品企画・販促・広報などの業務に携わる。
現在は、フリーランス管理栄養士として予防医療分野で活動中。
「疲れの蓄積」をリセットしよう!
秋といえば、”食欲の秋”。 秋刀魚や栗、さつまいも、きのこ、梨、柿、ぶどう…等々、旬の美味しい食材が出回り、食べる楽しみが広がる季節です。しかし、夏から秋にかけての季節の変わり目は、疲れの蓄積により体調を崩しやすい時期でもあり、胃腸の不調を感じている方も多いのではないでしょうか。これからの季節を存分に楽しむためにも、夏の疲れで弱り気味の胃腸は今のうちにケアしておきたいですよね。
注目を集める胃腸ケア
胃腸は、食べ物を消化し、栄養分を吸収するという働きをし、生命活動を維持する重要な役割を担っています。胃腸の不調には様々な症状があり、肌荒れや便秘、下痢などのほか、腸内環境の悪化は免疫力低下にも繋がり、健康にも大きく影響します。
また、ご存じの通り、食べ過ぎ・飲み過ぎ、偏った食事内容などの食生活以外に、ストレスなど精神的な影響を受けやすいという特徴があります。
特にこの時期の胃腸の不調は、夏場の食生活や、暑さによる自律神経の乱れ等が影響していることが多いようです。
まだまだ気をつけたい「冷房の冷え」
この時期の胃腸ケアのポイントとして、よく噛んで消化を促すこと、冷たい飲み物・食べ物は避け、胃腸を温めること、規則正しい生活を心掛け自律神経のバランスを整えること等を意識するようにしましょう。
また、これらの習慣と併せて、腸内環境を整える食品も積極的にとりたいですね。
きのこは不溶性の食物繊維を多く含んでいるので、腸内に溜まった老廃物を吸収して排出する働きがある上、腸内で善玉菌を増やす作用があるため、腸内環境を整える効果があると言われています。
胃腸の調子を整える一品として、秋の味覚のきのことさつまいもを使ったレシピはいかがでしょうか。この秋は、きのこを上手く活用してインナーケアを行いながら、秋の味覚を存分に楽しみましょう!
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