PAGETOP
きのこで菌活。

体の中を元気に。「きのこの整腸作用」で美腸を目指そう♪

かき氷

暑くなると、思わず冷たいものを摂取しがち。しかし、そうした食べ物ばかりだと夏バテになりやすく、むくみやダルさの原因にもなります。
今週のトレンドコラムで紹介しているように、「魅せるカラダづくり」のためには、美しさの土台となる”健康”が、実は大切なこと。
まずは、体調を崩さないように、きのこを取り入れた食生活で体の中からキレイでイキイキとしたサマーライフを手に入れましょう。
 
今回は、夏本番に向けての菌活ポイントを、管理栄養士の尾上雅子さんに伺いました。

 

尾上雅子(おのえまさこ)さん

■ ■ 監 修 ■ ■
尾上雅子(おのえまさこ)
管理栄養士、フードスペシャリスト。
大学卒業後、食品メーカーにて、品質管理・商品企画・販促・広報などの業務に携わる。
現在は、フリーランス管理栄養士として予防医療分野で活動中。

ビューティーケアの基本は「腸をキレイに」

おなか

ついつい冷たい食べ物や飲み物を選びがちなこの時期。毎日、冷たいものばかり食べていませんか?
冷たい食べ物の摂りすぎは、胃腸の働きを低下させてしまいます。腸がしっかり機能していないと、栄養素を十分に吸収することができず、栄養不足からくる体調不良を引き起こしてしまうことも。そのうえ腸内に老廃物が停滞した状態が続き、美肌や美髪づくりの妨げになってしまいます。

お茶をのむ人

なんといっても腸をキレイにすることがビューティーケアの基本!
夏の時期は冷たいものの摂りすぎに注意し、なるべく温かいものを食べるようにしましょう。
飲み物も、常温の水や温かいお茶を選ぶといいですね。
合わせて、腸に良い食材を積極的に摂ることもおすすめです。

 

女性に特に意識してほしい「食物繊維」

カラフルなサラダ

腸の働きを活発にし、腸内環境を整えてくれる女性に嬉しい成分と言えば、食物繊維。近年、5大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)に次ぐ第6の栄養素として注目されている食物繊維は、キャベツやレタスなどの野菜だけでなく、きのこにも豊富に含まれています。食物繊維は、腸内に溜まった不要な老廃物を体外へ排出する働きを持つ上、善玉菌を増やす作用もあるため、腸内環境を整える効果があるといわれています。特に便秘の改善には効果的。薄着になる夏場は、特に気になる“ポッコリお腹”の解消や美肌効果も期待できるので、良いこと尽くめですね!

 

美腸の最大の味方はきのこ!

エリンギ

きのこに豊富な食物繊維。コリコリとした食感で親しまれているエリンギは、繊維が縦に入っているので、繊維に沿って切ったり、繊維を断ち切るように輪切りにしたり、切り方次第でいろいろな食感を楽しめるのもひとつの特徴。クセがなく甘みがあるため、様々な料理に用いることができます。いつものお味噌汁にプラスしてもいいですし、これからの季節はさっと火を通してさっぱりとマリネにするのもおすすめです。

【エリンギと小松菜の味噌汁の作り方はこちら>】

エリンギなどのきのこで腸内環境を整え、夏本番に向けて体の中からキレイを目指しましょう!

 

おすすめレシピ

七夕に食べたい2色の麻婆豆腐には、整腸作用のあるきのこがたっぷり♪さらに食物繊維を摂りたい場合は茶色の麻婆豆腐にエリンギを加えるのもオススメです。