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ライフアップコラム

酷暑の夏も、涼しく、おいしく、心地よく。家事と家計の負担を減らす、快適なおうち時間のヒント

2026.07.13
酷暑の夏も、涼しく、おいしく、心地よく。家事と家計の負担を減らす、快適なおうち時間のヒント

梅雨明けのニュースが聞こえ始め、いよいよイベントシーズンでもある夏本番が始まりますね。一方で厳しい暑さが続く夏は、暑さで料理をするのが億劫になったり、エアコンの使用で電気代がかさんだりと、様々な負担が増加します。

そんな夏を快適に過ごすためには、風の通し方を少し見直したり、家事のやり方を工夫したり、旬の食材を上手に活用したりと、ほんの少しの工夫が暑さによるストレスを和らげ、毎日の暮らしをぐっと快適にしてくれます。

そこで今回は、家を涼しく保つコツや節電アイデア、火を使わずに作れる簡単レシピなど、涼しく、おいしく、心地よく夏を楽しむための暮らしのヒントをご紹介します。

INDEX

家を涼しく保つ賢い工夫と節電のコツ

厳しい暑さが続く夏は、エアコンによる電気代や暑い中で行う家事など、様々な負担が気になる季節です。「少しでも涼しく過ごしたいけれど、できるだけ節約もしたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、暮らしの中のちょっとした工夫で、快適さと省エネは両立できます。そこではじめに、家を涼しく保つコツや無理なく続けられる節電方法をご紹介します。

① エアコン任せにしない!涼しさを循環させる家づくり

暑い日はエアコンが欠かせませんが、使用時間が長くなると電気代も気になるところ。そこでおすすめしたいのが、エアコンと扇風機の併用です。
冷たい空気は下にたまる性質があるため、空気の循環がうまくできていないと部屋の下だけが冷え、上の方には暖かい空気が残っていることも少なくありません。
そんなときにおすすめなのが扇風機を上向きにして空気を循環させること。人に風を当てるのではなく、部屋の空気を回すようなイメージで置くのがポイントです。
すると冷気が部屋全体に行き渡り、設定温度を必要以上に下げなくても快適に過ごせるようになります。

さらに、この方法のメリットは節電だけではありません。

冷えすぎによるだるさや足先の冷えを防ぎながら、部屋全体を均一に涼しくできるため、家のどこにいても快適に過ごしやすくなります。

また、窓から差し込む日差しを遮る工夫も効果的です。
夏の室温上昇の大きな原因は外気温ではなく、窓から入る太陽光による熱ともいわれています。
遮光カーテンやすだれを活用すると、室温の上昇を抑えられ、エアコンの負担も軽減できます。

他にも、朝の涼しい時間帯に窓を開けて風を通す習慣もおすすめです。
朝の澄んだ空気を取り込むと、家の中の熱気や湿気がリセットされるだけでなく、気持ちまですっきりします。
快適な住まいは、心のゆとりにもつながるため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

② 今日からできる!無理なく続く節電習慣

夏の節電というと「暑さを我慢すること」と思われがちですが、本当に大切なのは“無駄な電気”を減らすことです。
まず見直したいのがエアコンの使い方。節電のためには、設定温度は28℃前後を目安にすると消費電力を抑えやすくなります。ただし、快適に過ごせる温度は体調や湿度、住環境によって異なるため、無理のない範囲で調整しましょう。
また、先ほどもご紹介したように設定温度だけではなく風向きも重要です。扇風機を併用したり冷房時は水平またはやや上向きに調整したりすると、冷気が部屋全体に行き渡りやすくなります。
さらに、汚れがたまると、エアコンに余計な負担がかかるため、フィルター掃除も忘れずに行いましょう。2週間に1回程度の掃除で冷房効率が上がり、電気代の節約にもつながります。

他にも、エアコンはつけっぱなしの方が良いのか、涼しくなったらこまめに消した方が良いのかと悩む方も多いかもしれません。エアコンは起動直後に最も電力を消費し、設定温度に達すると低い電力で温度を維持するため、30分程度の外出ならつけたままの方が効率的な場合があります。
外出時間に応じて使い分けることで電気代を効率よく節約していきましょう。

また、夏の節電において意識したいのが「冷蔵庫」です。冷蔵庫の中身が整理されていると、開けた瞬間に必要なものが見つかり開閉時間が短くなるため、結果として節電につながります。
そこでおすすめなのが「冷蔵庫の定位置」を決めること。ドレッシングはここ、飲み物はここ、と決めておくだけで探す時間が減り、開閉時間を短くすることができます。
また、待機電力の見直しも効果的です。普段使わない家電は、コンセントを抜いておいたりオンオフ機能の付いた電源タップを活用したりすると消費電力を抑えることができます。
さらに、洗濯や掃除など身体を動かす家事は朝にまとめるのがおすすめ。
涼しい時間帯に家事を済ませることで体力の消耗を防ぎ、午後の時間にもゆとりが生まれます。
電気代が気になる時期ですが、少しの工夫を取り入れて賢く効率的に節電を意識していきましょう。

火を使う時間を短縮!夏のキッチンを快適にする調理術

夏のキッチンは家の中でも特に暑さを感じやすい場所です。夕方になると疲れも重なり、「料理をする気力が出ない」と感じることもあるのではないでしょうか。

そんなときは、火を使う時間を減らす工夫を取り入れてみましょう。
例えば、野菜の下ゆでや蒸し料理などは電子レンジで調理しても十分おいしく仕上がります。お湯を沸かす時間も不要なため、時短になるだけでなく、キッチンの温度上昇も抑えられます。

さらに、多機能炊飯器や、一度に2つの調理ができる自動調理器などを活用するのもおすすめです。これらの調理器具は、下の段でお米を炊きながら、上の段(クッキングシートで仕切るタイプもあります)で野菜やお肉を料理することができ、調理時間の短縮や洗い物を減らすことにも繋がり、さらに火を使う時間も抑えられるため、節約にもつながります。

また、朝の涼しい時間帯に野菜を切っておいたり、副菜を作り置きしておいたりすると、夕方の負担がぐっと軽くなります。帰宅後や疲れている日にも時間をかけずに作ることができるため、ぜひ取り入れてみてください。

暑い日にもおすすめ!時短×簡単さっぱりレシピ

暑さで食欲が落ちやすい夏は、栄養が不足し夏バテなどの不調を引き起こしやすくなります。そんなときは、栄養豊富な旬の夏野菜やきのこを取り入れた、さっぱり食べやすい料理がおすすめです。
そこで本章では、手軽に作れて栄養もしっかり摂れる夏の時短レシピをご紹介します。

① 旬を味方に元気をチャージ

夏になると、トマト、ナス、ピーマン、オクラなどの夏野菜が旬を迎えますが、旬の野菜には、その季節の体調管理に役立つ栄養素がたっぷり含まれています。

例えばトマトには、抗酸化作用をもつリコピンが含まれており、健康維持をサポートする栄養素として知られています。きゅうりは水分を多く含み、カリウムを摂ることができるため、夏バテ対策を助けてくれます。
また、ナスにはポリフェノールの一種であるナスニン、ピーマンにはビタミンC、オクラには食物繊維が含まれており、夏の体調管理をサポートする栄養が豊富に含まれています。

これらの夏野菜に加えてとりたいのが、菌類であるきのこ。きのこは野菜とは異なるため、ビタミンB群やビタミンD、βグルカン、オルニチン、エルゴチオネインなど、夏の体調管理や美容ケアに役立つ栄養素が豊富に含まれています。また、きのこには野菜と同様、食物繊維やカリウムも豊富に含まれているため、夏こそ積極的に摂っていただきたい食材です。

そこで、夏の体調管理やエネルギーチャージに役立つ夏野菜・きのこを使ったおすすめメニューをご紹介します。

〈冷やしトマトとアボカド、エリンギの和え物〉
エリンギは食べやすい大きさに切って電子レンジで加熱する。トマトとアボカドを一口大に切り、エリンギと共に、オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうで味を調える

〈ナスとブナシメジの冷製マリネ〉
ブナシメジと一口大に切ったナスを炒め、酢・しょうゆ・砂糖で作ったマリネ液に漬け、冷蔵庫で冷やす

〈冷やしピーマンと鶏ささみ、ブナピーの中華風サラダ〉
ブナピーと細切りにしたピーマンをさっと茹でて冷まし、同じお湯で鶏ささみも茹でる。ほぐした鶏ささみとブナピー、ピーマンを和え、ごま油・しょうゆ・酢で味を調える

どのメニューも切る、和える、冷やすが基本で、暑い日でも作りやすく、食欲がない日にもおすすめです。

② 切って和えるだけ!火を使わない夏野菜×きのこレシピ

暑い日の料理は、「いかに火を使わないか」も快適さのポイントです。
火を使わない料理は時短になるだけでなく、キッチンの暑さ対策にもなります。

きのこは火が通りやすく電子レンジで簡単に調理ができるため、暑さで料理が億劫な時の強い味方です。さらに、味にクセがなくどんな料理にも合わせやすいため、ぜひ毎日の食事にとり入れてみてはいかがでしょうか。

そこで火を使わずに作れる簡単副菜をご紹介します。

〈きゅうりとブナピーの梅肉和え〉
ブナピーは電子レンジで加熱し粗熱を取り、食べやすく切ったきゅうりと合わせ、梅肉・しょうゆ・かつお節で和える

〈オクラとエリンギの胡麻和え〉
エリンギとオクラを食べやすい大きさに切り、電子レンジで加熱し、すりごま・しょうゆ・砂糖で和える

〈トマトとブナシメジのポン酢和え〉
ブナシメジを電子レンジで加熱して冷まし、トマトと合わせてポン酢で和える

どれも手軽に作ることができるうえに、食卓に一品あるだけで栄養バランスが整いやすくなります。

③ マンネリ解消!そうめん・冷凍うどん×きのこの満足アレンジ

夏の定番といえば、さっぱりと食べられるそうめんやうどん。
手軽に作れる反面、麺だけだと栄養が偏ったり、味がマンネリ化したりすることもあります。

そこで、栄養も食べ応えも満点のそうめん・うどんのアレンジレシピをご紹介します。

〈トマトと大葉、ブナピーを添えたぶっかけそうめん〉
茹でたそうめんに、電子レンジで加熱したブナピー、切ったトマト、千切りにした大葉をのせる。めんつゆをかけ、お好みでごまやおろししょうがを添える

〈エリンギときゅうりのゴマ味噌そうめん〉
塩もみしてよく絞ったきゅうりと電子レンジで加熱したエリンギを、みそ・めんつゆ・砂糖・すりごまを合わせたつけ汁に加え、茹でたそうめんをつけていただく

〈薬味たっぷり梅とマイタケの冷やしうどん〉
茹でて冷水でしめたうどんに、刻んだ大葉・みょうが・小ねぎなどの薬味と梅肉、電子レンジで加熱したマイタケをのせ、めんつゆをかける

〈きのこたっぷりぶっかけうどん〉
きのこをめんつゆでさっと煮て冷まし、冷水でしめたうどんにかけ、お好みで小ねぎや大根おろしを添える

〈豆乳冷やし坦々うどん〉
豆乳・めんつゆ・練りごまを合わせたスープに、冷水でしめたうどんを入れ、炒めたひき肉やブナシメジ、小ねぎをのせる。お好みでラー油をかけるのもおすすめです

特に、きのこはビタミンやミネラル・アミノ酸を含んでいるうえ、“健康の要”と呼ばれる腸を整える食物繊維も豊富で、電子レンジで簡単に火が通るため、手軽に栄養をプラスしたいときにもぴったりの食材です。
定番の麺料理に野菜やきのこなどを加えて栄養を補給し、夏バテを予防していきましょう。

夏を快適に過ごすコツは、特別なことではありません。風を通すこと、火を使う時間を減らすこと、旬の食材を味方につけること。そんな小さな工夫が、体力の消耗を防ぎ、家事の負担を軽くし、家族との時間や自分の時間を増やすことに繋がります。

今年の夏は、「少しラクに、もっと快適に」を意識して、涼しく、おいしく、心地よい毎日を楽しんでいきましょう。