奥山に もみぢふみわけ
なく鹿の
声聞くときぞ
秋はかなしき
(訳)
人里離れた奥山で、散り敷かれた紅葉を踏み分けながら、雌鹿が恋しいと鳴いている雄の鹿の声を聞くときこそ、いよいよ秋は悲しいものだと感じられる。

白露や
茨の針に ひとつづつ
(訳)
庭には朝露が一面に降りている。葉を落とした茨に近寄って見ると、鋭いとげの一つ一つに白露がきらきらと光っている。

- 11月の季語
-
初冬、立冬、水始めて氷る、小春、
冬浅し、冬めく、凩、時雨、朝露、
初霜、帰り花、山茶花、八手の花、
柊の花、茶の花、冬紅葉、
紅葉散る、
落葉松散る、
朴落葉、銀杏落葉、冬葵、
熊穴に入る、落鱸、柳葉魚、
霜降かます、蟷螂枯、冬の虫、冬の蝗 - 旬を楽しむ
-
白菜、れんこん、ブロッコリー、
大根、里芋、長ねぎ、かぶ、
カリフラワー、ごぼう、春菊、
にんじん、百合根、水菜、甘鯛、
鮭、
さば、さわら、秋刀魚、はまち、
ひらめ、ほっけ、まぐろ、
鱒、
わかさぎ、いか、牡蠣、海老、柿、りんご
冬支度とともに、あたたかな時間を。
素敵な賞品をGetしよう!