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トレンドコラム

半身浴でデトックス&めざせ針金足!

お家でできる自分磨きの方法として、尾井さんが教えてくれたのは、半身浴。そのポイントは「“排泄力”=(デトックス)」だそう!
今週の「きのこで菌活。」では、食事からのデトックスを特集していますが、トレンドコラムではお風呂タイムの楽しみ方や、半身浴、そしてデトックスと相性のいいストレッチもご紹介します!

尾井■ ■ 監 修 ■ ■
尾井理恵(Rie Oi)
パーソナルコーチングBePresent代表
Yoga・ベジ和食・整理整頓インストラクター
 
Yogaでは、呼吸とポーズを使い、身体と心を結びつけ、自己一致や自己受容することで、ありのままの自分を好きになり、心身ともに本当の意味の健康を手に入れるお手伝いを実践。
日本人の味覚にあったお出汁をしっかりとり、お野菜をメインディッシュに、十分満足な食事をつくる「ベジ和食」などの提案も積極的に行いながら、現代人の衣食住に寄り添う暮らしの提案をしている。

 

自分好みにアレンジして半身浴を楽しむ

ゆっくりとお風呂につかって、たっぷり汗をかいて、血行もよくなって……。「半身浴」がカラダにいいとは思っていても、忙しくて入浴をさっと済ませてしまう人、多いのではないでしょうか。お家で過ごす時間がある梅雨の今こそ、やってみたかったことに挑戦するチャンス。寒くも暑くもない今の時期は、お風呂を長時間楽しめますよ。
ではさっそく、その方法をご紹介。

 

◆ 半身浴の方法 ◆

  1. お風呂の温度を38〜40度に設定します。
  2. 水位はみぞおちあたりまで。胸部にかからないようにしてください。
  3. 入浴する前に、コップ1杯の常温以上の水を飲みましょう。
  4. 浴槽が広ければ、半身浴中は脚を伸ばしてください。
  5. 20分以上入浴します。汗をかきやすい人は適宜水分補給を。

※生理中や食後、体調が優れないときは避けてください。
※健康面に不安がある場合は、医師相談のうえ行ってください。
 

半身浴中は、時間がたっぷりあります。おすすめは、キャンドルとアロマを使ってお風呂の時間を楽しむこと。浴槽にアロマオイルを3〜5滴たらしたアロマバスにつかり、浴室の電気を消してキャンドルの明かりだけで入浴すれば、極上のリラックスタイムが完成します。キャンドルの炎の揺らめきは「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれ、科学的な解明はされていないものの、”心拍感覚や呼吸数にも同じリズムが見られ安らぐ”という理由から心に快感と癒しをもたらしてくれる効果があるそうですよ。
 
防水ケースに入れてスマホを楽しんでもいいですし、音楽を聴いたり、読書をしたりと、半身浴の時間をアレンジして、ぜひゆっくりとお風呂タイムを楽しんでください。

 

半身浴でどんどん汗をかきましょう!

半身浴がカラダにいい理由はさまざまですが、そのひとつとして挙げられるのが「“排泄力”が高まる」こと。最初のうちは、半身浴をしても、あまり汗をかかないかもしれません。でも、何ごとも1回目から効果は出にくいもの。この梅雨の間に、外出しない日は半身浴を積極的にトライして、汗が出るまで続けてみてください。汗が出はじめたら、排泄力が高まってきた証拠。カラダが反応してきたきたら、半身浴を習慣にしてみましょう。
 
また、汗をかきにくい人は、便秘気味でもあることが多いようです。これは、排泄力、つまり代謝が落ちているからではないでしょうか。汗も、便通も、体内の不要なものを体外に出す生理現象です。古いものが出るからこそ新しいものが吸収できるわけですから、排泄しないまま新たに何かを取り入れても、上手に吸収することができず、脂肪やむくみとして蓄積されてしまいます。そして脂肪やむくみを取り除くために、さらに薬やサプリメントを取り入れて……。このサイクル、なんだかおかしいですよね。
 
サプリメントや薬に頼らなくても、私たちのカラダには、もともとすごい力が備わっています。半身浴は、その力=排泄力を高める方法です。カラダは、24時間365日、ひとときも休まずに動いています。そのことを改めて知ると、自分のカラダがとても愛おしくなって、大切に扱いたいと思いませんか?
ていねいにケアしてあげれば、必ずカラダは応えてくれますよ!

 

半身浴+ヨガで美脚も実現できる!

半身浴で排泄力が高まれば、ヨガの効果もさらにアップします。最後に、半身浴と相性のいいヨガのポーズを。脚やせ効果があり、続ければ細くてひきしまった美脚を実現できます。
 
まずは半身浴中に準備をしておきましょう。お風呂につかりながら、脚やせに効くツボを刺激します。基本は、親指で息を吐くタイミングでゆっくりと押します。「効いてるな〜」と思うくらいの強さで押してください。
 

  1. 湧泉(ゆうせん)…足の裏の土踏まずの少し上、足の指を曲げるとへこむ部分。
  2. 太谿(たいけい)…くるぶしの脇のくぼみ。
  3. 足三里(あしさんり)…膝の皿の下の靭帯の外側にあるくぼみ。胃腸の不調にも効果が高いツボです。
  4. 無名穴(むめいけつ)…太ももの内側に押すと痛いところがあります。ここを中心に、太もも全体を両手で挟みながら、脚の付け根までゆっくり手を移動させます。

 
半身浴中にツボを刺激することで、体内の老廃物が流れ出しやすい状態になりました。お風呂上がりは、2つの「美脚をつくるポーズ」で、一気に排出します。
 

その1

  1. 四つん這いになったら、右足を両手の間に入れ、手と足の指のラインを揃えます。
  2. 吸う息で背筋を伸ばし、吐く息でお尻をまっすぐ後ろへ引いていきます。
  3. お尻を引くと、右のつま先が自然と天井を向いていきます。
  4. 前方の床を見ながら、ゆっくりと深い呼吸を繰り返して、15カウント程度キープ。

 

 
実はこれ、人によっては驚くほど痛いポーズです(笑)。鋭い痛みを感じる場合は、イタ気持ちいいくらいの位置でキープしてください。

その2

  1. 両足を揃えて立ち、右足を肩の2倍程度分、後ろに引きます。
  2. 両手で左右のお尻を触りながら、吸う息で背筋を伸ばします。
  3. 吐く息で、お尻の位置が動かないよう、背筋をまっすぐに保ったまま上半身を前屈していきます
  4. 前足だけに重心が乗らないよう、両足で均等に床を踏むようにしてください。
  5. 上半身は床と平行に。きついなら斜めでもOKですが、背筋はまっすぐに。
  6. 最後に、背中に両手を持っていきます。それぞれの手で肘を掴むか、背中で合掌してください。大きく、深く呼吸しながら15カウント程度キープ。


このポーズは、むくみ解消効果があり美脚づくりをサポートします。

 
半身浴もヨガも、汗をかいて代謝を高めることが大切。そして代謝を高める効果はきのこにもあります。半身浴とヨガ、そして美味しいきのこ料理で、この夏は排出力をどんどん高めましょう!

 
【次回は、プチ瞑想で新しい自分と出会おうをお届けします!】
 

きのこのカリウムで「むくみ」を撃退!”きのこデトックス”詳しくは「きのこで菌活。」で紹介中♪

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