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トレンドコラム

梅雨の今こそ!お家で実践できる「自分磨き」を 〜ヨガ入門編〜

ヨガで自分磨き・入門編

健康的に運動ができ、メンタル面も磨かれる「ヨガ」。ここ数年、日本でもブームが続いています。健康ブームと一言で片付けてしまえば、それまでですが、菌活コラムでご紹介している様に、ダイエットの目的は「痩せること」だけではなく健康的な生活でもあり、そんな流れからより健康的でナチュラルなライフスタイルが注目されているのかもしれません。
キレイで健康的に過ごしたい夏直前、このタイミングでヨガにチャレンジしてみませんか?
今週は、ヨガインストラクターの尾井さんに伺ったヨガの入門編をお届け。まずは“お家ヨガ”でリラックス♪ 自分磨きの準備からスタート!

 

尾間紫■ ■ 監 修 ■ ■
尾井理恵(Rie Oi)
パーソナルコーチングBePresent代表
Yoga・ベジ和食・整理整頓インストラクター

Yogaでは、呼吸とポーズを使い、身体と心を結びつけ、自己一致や自己受容することで、ありのままの自分を好きになり、心身ともに本当の意味の健康を手に入れるお手伝いを実践。
日本人の味覚にあったお出汁をしっかりとり、お野菜をメインディッシュに、十分満足な食事をつくる「ベジ和食」などの提案も積極的に行いながら、現代人の衣食住に寄り添う暮らしの提案をしている。

 

心とカラダ、魂までも一致させるのが「ヨガ」

ヨガの目的は、心とカラダと魂を一致させること。そのために、「アーサナ」と呼ばれるポーズや瞑想を行い、心とカラダにアプローチしていきます。ヨガで大切なのは、自分自身をリラックス(解放)させることです。リラックスしているということは、本来の自分でいられるということ。その状態こそ、心とカラダと魂が一致しやすい状態なのです。ところが、現代の日本人にとって、リラックスすることは簡単ではありません。

ヨガの教室でも、多くの人、特に女性は常に緊張を強いられていると感じます。表情が硬く、話しかけてもあまり反応を示さない人。ヨガの最中に周囲の人の動きをキョロキョロと見ている人。せっかくヨガを楽しみにきているのに、周りの人を意識しすぎて自分を解放できない人がたくさんいます。最高のリラックスタイムなのに、これではもったいないですよね。
現代人は、どうやら「自分らしさ」を発揮しにくい環境に置かれているようです。みなさんも、思い当たるふしがあるのではないでしょうか?

食事の面からのリラックス方法は、先月の【きのこで菌活。】コーナーでもお伝えしたとおりですが、日々の生活の中で、健康的にイキイキと過ごせるライフスタイルを見つけることも、素敵な「生きがい」になると思います。

お気に入りのウェアに着替えて、自分磨き♪

モノを磨くときは、まず汚れを落としますよね。自分磨きも同じ、まずしておきたいのが「汚れを落とす」ことです。ここで言う「汚れ」とは、「疲れ」「コリ」「緊張」などのこと。まずは、毎日、前へ前へと頑張り続けることを一旦止めて、静かでフラットな場所に自分の身を置いてみましょう。この梅雨の時期なら、雨で外に出ない日にこそ、雨音に耳を傾けて、頭と心をクールダウンしてみてください。

「今日は外出しないぞ」と決めたら、自分の時間を楽しみましょう。いつも着ているような部屋着ではなく、動きやすくて柔らかい素材の、自分のお気に入りのウェアがおすすめです。好きなものに接するとリラックスすることは、科学的にも実証されています。頑張る必要も、人目も気にすることはありませんから、この際、恥ずかしくて人前では着られないような服でも構いませんよ(笑)。アロマやお香をお持ちなら、ぜひ使ってください。ヨガで得られるリラックス効果が倍増します。

 

ヨガの呼吸で健康美人に!?

ヨガでは、呼吸を大切にしています。口呼吸ではなく、鼻呼吸がヨガの基本。鼻呼吸を行うと、毛がフィルター代わりになり、空気中の埃など不要なものが遮断されます。さらに、鼻膣を通ることで、ちょうどいい温度や湿度の空気を肺に送ることができるのです。口呼吸ではウィルスなどが体内に入りやすいため、ヨガをはじめたら風邪を引かなくなったという話はよく耳にします。呼吸方法を変えるだけでも、少しずつですが健康体になっていきますよ。
ぜひ、口が半開きになっていないか、口呼吸をしていないかなど、自分で確認してみてください。口を開いて呼吸するクセがある人は、意識して唇と閉じ、口角を優しく上げて、鼻呼吸を。それだけで表情が引き締まって、美人度もアップしますよ。初心者の方は鼻呼吸を難しく感じるようですが、梅雨は湿気が多く、乾燥している時期より呼吸がしやすいはず。この季節は、いろいろな面で、ヨガを始めるのに最適なのです。

準備ができたら、いよいよヨガのポーズに挑戦。ベッドでは床が柔らかすぎるので、ヨガマットがなければ、バスタオルやお布団の上でどうぞ。

「がんばらない」ことが大切。2つのポーズでリラックス。

まずは、大地と水のエネルギーを感じられる「肩入れのポーズ」をご紹介します。首や肩の疲れを取り除く効果もありますよ。

  1. まずは四つん這いになります。
  2. 肩の真下に手首、お尻の真下に両膝がくるように。膝は骨盤幅に開きます。
  3. 右の手のひらを一歩前に移動させて、左腕全体を右脇の下に入れながら、左肩と左のこめかみをマットの真ん中に置きます。左手は手のひらを上に向け、まっすぐ伸ばします。
  4. 右の手のひらを左の手のひらの上に乗せて、息を吐きながら右手の平を右の壁の方向に伸びていくだけ伸ばしていきます。
  5. 両方の肩が大地に吸い込まれていくイメージで、カラダから余分な力を抜いて、ゆっくりと深い呼吸を続けてください。自分の呼吸に耳を傾けましょう。
  6. 肩や首がほぐれたのを感じたら、同じ動作を左右入れ替えて行います。

次は、「仰向けでねじるポーズ」をやってみましょう。リラックスした状態で、骨盤を中心に上半身と下半身をねじることで、腰痛や肩こりを解消し、内蔵に刺激を与えます。

  1. 仰向けになり、両手を肩の高さに広げます。手のひらは下に向けてください。
  2. 両膝を立てて、吸う息で太ももを自分の胸に引き寄せます。
  3. 吐く息で曲げた両膝を床の右側に倒していき、力を抜きます。
  4. 下半身から力を抜いたら、両方の肩が大地に吸い込まれていくイメージで、吐く息でマットにカラダを沈み込ませます。
  5. ゆっくりとした深い呼吸を続け、十分にポーズを味わったら、同じ動作を左右入れ替えて行います。

リラックスできましたか? この2つのポーズは、動作やポジションではなく、ゆっくりとした深い呼吸に耳を傾け、余計な力を抜いていくことが大切です。くれぐれも「がんばらない」でくださいね(笑)。ヨガに興味をもっている人の中には、ダイエット目的の人もいるかもしれません。ヨガもダイエットも、自分のペースで無理なく続けることが大切なんです。

内側からカラダづくり!菌活ダイエットで、ヘルシーなスリムボディを実現!「きのこで菌活。」で紹介中♪

 

【次週は、いよいよヨガの実践編をご紹介します。】

 

今おすすめのきのこレシピ

きのこの具だくさん骨太オムレツ

ケガをせずに良いパフォーマンスを発揮するためにも、土台となる骨を丈夫にすることが大切です。きのこに豊富なビタミンDは、骨の主成分であるカルシウムの吸収を高める栄養素のため、チーズやしらすと合わせて骨づくりを助けます。また、卵に豊富なタンパク質は骨の材料となるので、成長期やアスリートの身体づくりにぴったりです。

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