文月 Love Voice

四季に感謝し、四季を感じ、
四季に生かされる
そこから学んだ心が創造し、
それぞれの営みを生み、
そして、繋がっていく

夏の夜は まだ宵ながら 
明けぬるを 

雲のいづこに 月宿るらむ

(訳)
夏の夜はとても短いのでまだ宵の時分だなあと思っていたら、もう明けてしまった。月も西の山かげに隠れる暇もなくていったい雲のどこのあたりに宿をとっているのだろうか。

清原深養父・古今和歌集・百人一首36番

閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声

(訳)
周囲の岩々にしみ入っていく蝉の声が、山寺の閑さを一層深めている。心は静かに澄みゆくばかりである。

松尾芭蕉・奥の細道
7月の季語
夏、晩夏、水無月、小暑、
腐草蛍となる、梅雨明、冷夏、
炎昼、土用、
盛夏、三伏、
大暑、極暑、溽暑、炎暑、
炎ゆる、灼くる、夏深し、

夏の果、水無月尽、羽抜鳥、
練雲雀、鶯音を入る、雷鳥、鯰、
天牛、
玉虫、蝉、空蝉、蝉時雨、
氷を供ず、水合の祓、雷鳴陣、
氷室、
賜氷の節、忌火の御飯、
解斎の御粥、神今食、嘉定喰、
節折、大祓
旬を楽しむ
トマト、なす、おくら、ズッキーニ、
とうもろこし、ゴーヤ、枝豆、

かぼちゃ、きゅうり、さやいんげん、
ししとう、しそ、にら、レタス、

あじ、あゆ、うなぎ、かます、
かわはぎ、きす、すずき、太刀魚、

飛魚、いか、しじみ、たこ、
梨、メロン、すいか、梅、
あんず、マンゴー
入道雲うかぶ眩しい青空の下、
熱い夏のひとときを

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