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ライフアップコラム

明るい表情で印象アップ!“目の疲れ”と“顔のくすみ”をケアするツボ4選

2026.04.06
明るい表情で印象アップ!“目の疲れ”と“顔のくすみ”をケアするツボ4選

新年度を迎え、新しい環境や出会いに胸を躍らせる時期ですね。美容ケアへの意識も高まる一方で、「夕方になると目がかすむ」「顔がくすんで見える」という悩みを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった不調には、春特有の身体の変化が関係しているかもしれません。

そこで今回は東洋医学の視点から、春に起こりやすい「目の疲れ」と「顔のくすみや血色の不調」の原因をひも解き、明るい表情づくりをサポートするツボをご紹介します。また、目の疲れや肌ケアに役立つ食事のポイントも合わせてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

INDEX

東洋医学で読み解く。春に“目の疲れ”や“顔のくすみ”を感じやすい理由とは?

東洋医学の五行思想において、春は「肝(かん)」の働きがもっとも活発になる季節とされています。
肝は血液を蓄えたり、全身の気(エネルギー)の巡りをコントロールしたりする働きがあり、冬から春への環境・身体の変化に適応しようとすることが理由と考えられています。

一方で、春は寒暖差などの気候の変化や、新生活によるストレスによって肝に負担がかかりやすい時期でもあります。また、東洋医学には「肝は目に開竅(かいきょう)する」という言葉があり、そのような肝の不調は目を通じて表に現れると考えられています。

このような原因から肝の働きが低下して血(栄養)が不足すると、目に十分な栄養が行き渡らず、かすみ目やドライアイ、眼精疲労などといった不調を引き起こします。さらに、気の巡りが滞ると血流も悪くなり、顔のくすみや目の下のクマ、むくみなどが現れ、表情全体が暗く見えてしまうことにもつながるのです。

そのため、表情を明るくし印象をアップさせるためには、肝の働きを助けたり、目元の血流を促すとともに自律神経を整えたりして、滞りがちな気血の巡りをスムーズにすることが大切です。

目の疲れ・顔のくすみを撃退!印象を格上げするおすすめツボ4選

4月のツボ 目元編1.攅竹(さんちく)

<ツボの位置>
眉毛の最も内側(眉頭)にある大きくくぼんだところです。

<攅竹とは>
足の太陽膀胱経という経絡上にあるツボです。目の周りの血流を促すため、目が見えにくい、ドライアイ、かすみ目などが気になるときに試してみましょう。また、頭が重いときや、春先に起こりやすい鼻づまりの緩和にもよいとされています。
押すときは親指の腹をツボに当てて、下から上に向かって骨の縁を押し上げるように、ゆっくりと圧をかけましょう。

4月のツボ 目元編2.太陽(たいよう)

<ツボの位置>
眉尻(眉毛の外側)と目尻の中間から、指2本分ほど外側に向かったところにある「こめかみ」のくぼみです。

<太陽とは>
特定の経絡に属さない奇穴(きけつ)と呼ばれる特別なツボです。パソコンやスマホの使いすぎで休んでも目の疲れが取れないときや、目を酷使していると感じたときにおすすめです。
押すときは目を軽く閉じながら、中指や人差し指の腹を使い、円を描くようにじんわりと優しく押すのがポイントです。

4月のツボ 表情編1.丘墟(きゅうきょ)

<ツボの位置>
足の外くるぶしの前方、やや下にあるくぼみです。足首を外側に曲げたときに、一番深くへこむところが目安になります。

<丘墟とは>
足の少陽胆経(たんけい)という経絡上のツボです。ストレスなどで滞りがちな「肝」の気の巡りを整える働きがあります。その結果、全身の巡りがスムーズになり、顔までしっかり血(栄養)が行き渡るようになると考えられています。とくに顔色が悪く見えるときにおすすめです。
押すときはジワーっと圧をかけたら少し緩める、という動作を数回繰り返します。円を描くようにマッサージをしたり、軽く上下に揺らすように指を動かしたりしても良いでしょう。

4月のツボ 表情編2.翳風(えいふう)

<ツボの位置>
耳たぶの後ろの付け根にあるツボです。口を大きく開けたときにできる、へこみが目安になります。

<翳風とは>
手の少陽三焦経(さんしょうけい)という経絡上にあります。この周辺はリンパや血管が集まるため、ここをほぐすことで顔全体の老廃物が流れやすくなり、顔のむくみやくすみのケアにつながります。フェイスラインをすっきり見せたいときにもおすすめです。
デリケートで痛みを感じやすい場所のため力強く押すのは避け、人差し指や中指で「痛気持ちいい」と感じるくらいの優しい力で刺激してみましょう。

過去に掲載したツボの中で、目の疲れ・表情対策に役立つツボをご紹介します。

4月に掲載した太衝(たいしょう)は、足の甲にある肝の原穴です。ストレスを流し、春の目元疲れの根本的なケアに向いています。
【4月の記事はこちら】

5月に掲載した天柱(てんちゅう)は、首の後ろにあるツボです。首や肩の緊張を解きほぐし、血流を一気に促進し、顔色をパッと明るくします。
【5月の記事はこちら】

8月に掲載した合谷(ごうこく)は、「面目(めんもく)は合谷に収む」という言葉があるほど、顔や目のあらゆる症状に良い万能ツボです。顔の血行を良くし、第一印象の改善に役立ちます。
【8月の記事はこちら】

目と肌のケアにはビタミンB群や食物繊維の豊富な「きのこ」も効果的!

明るい表情をつくるためには、外側からのツボ押しに加えて、食事で身体の内側からケアすることも効果的です。

そこでおすすめなのが栄養豊富な「きのこ」。
きのこにはビタミンB群が豊富に含まれており、その中でも、ビタミンB2やビタミンB6は視神経の働きや血流を促すのをサポートするため、目の疲れのケアに役立ちます。
さらにこれらの栄養素は、肌の材料となる脂質やタンパク質の代謝を促す働きがあるため、春先に乱れやすい肌のコンディションを整え、健康的な肌を保つことにもつながります。

また、きのこには食物繊維も豊富に含まれています。東洋医学では「肌は内臓を映す鏡」という言葉があるように、腸内環境を整えることは肌の調子を良くすることにもつながります。
食物繊維によって腸が整うと、体内の老廃物がスムーズに排出されやすくなるため、肌荒れの予防や顔のむくみ・くすみケアをサポートして、スッキリとした明るい表情づくりに役立ちます。さらに、腸は食べたものの栄養を吸収する働きがあるため、腸が整うことで栄養をしっかり吸収し、効果を後押ししてくれます。

目と肌のケアに役立つツボ押しと、身体の内側から整える「きのこ」を毎日の食事にとり入れて、明るい表情で新しい季節を楽しんでいきましょう!

参考文献
症状改善!ツボ大全.布施雅夫監修.成美堂出版.2024
m’s鍼灸院|ツボ紹介