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きのこで菌活。

夏バテの強い味方! ビタミンB群も見逃せない!

女優今週のトレンドコラムでは、女優さんに学ぶ最近のトレンドファッションについてご紹介していますが、いくら流行りのファッションに身を包んでいても、カラダの調子が悪くては、真の美しさは手に入れることができません。
今週の「きのこで菌活。」では、夏バテ予防に欠かせない、ビタミンについてお伝えします。

尾上雅子(おのえまさこ)さん

■ ■ 監 修 ■ ■
尾上雅子(おのえまさこ)
管理栄養士、フードスペシャリスト。
大学卒業後、食品メーカーにて、品質管理・商品企画・販促・広報などの業務に携わる。
現在は、フリーランス管理栄養士として予防医療分野で活動中。

 

夏バテ予防に忘れてはならない「ビタミンB1」!!

きのこ特に夏バテ予防に大切な栄養素として、疲労回復に有効なビタミンB1があります。ビタミンB1は、きのこに豊富に含まれる栄養素です。夏バテで疲れやすいのは、エネルギー不足であることと、身体に溜まった老廃物がうまく代謝されないことが影響していると言われています。これらに深く関わるのがビタミンB群。特にビタミンB1は、ご飯や麺類、甘い飲み物などに多く含まれる糖質をエネルギーに変え、疲れの原因である乳酸などの老廃物をスムーズに代謝されるよう働きかけます。糖質摂取の多い日本人には不足しやすい栄養素なので、意識して摂ることが大切です。
 
また、ビタミンB1は食欲を増進させる効果も期待できるため、食が進まない人はより積極的に摂りたい栄養素のひとつです。

 

ビタミン不足が疲れと脂肪をためてしまいます

ぽっこりおなか熱い日が続き食欲が落ちてくると、あっさりとした冷麺やそうめん、アイスや清涼飲料水ばかりに手が伸びるという方も多いのではないでしょうか。これらの食品の主成分は糖質。夏場はどうしても糖質摂取が多くなりがちなので、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1の必要量が増えてしまいます。ビタミンB1が不足してしまうと、いくら糖質をとってもエネルギーにはならず、疲労物質がたまって身体が疲れやすくなります。過剰に摂ってしまった糖質が脂肪として蓄積され、夏太りにつながることも。
夏本番を思いっきり楽しむためには、夏バテ同様、夏太りも避けたいですよね。

 

食べ合わせも意識して、より効率的な栄養補給を♪

にんにくより効率的にビタミンB1を摂取するのにおすすめしたいのが、にんにくと一緒にきのこを食べること。
にんにくのにおいの成分「アリシン」ときのこや豚肉に含まれるビタミンB1を一緒にとることでビタミンの吸収率がよくなり、ごはんなどの糖質と一緒に食べたときに効率よくエネルギーにかえてくれます。
ビタミンB群が豊富なきのこをたっぷり摂って、夏本番に向けてカラダケアを行っていきましょう。

 
【きのこと元気いっぱい食材の食べ合わせに関しては、さらに来週詳しくご紹介!】

 

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