スポーツをする理想の身体づくりPowered by 医療法人 雨宮病院2019.11.01
気温の下がる時期は身体が縮こまりやすく、肩こりなどの悩みが起こりやすい時期。肩は「肩の荷が下りる」「肩身が狭い」「双肩に担う」など慣用句もたくさんあり、中でも「肩を落とす」「肩で風を切る」というように姿勢や感情を想起させる表現も多く、肩は健康状態はもちろん、その人の印象も左右する部分といえます。
また、感情と肩の表現は一方向ではなく、肩の状態が感情に影響することもあります。例えば、肩を落としてみてください。少し気持ちが落ちて元気がなくなるように感じませんか?反対に肩を少し後ろにひいて胸をはってみると、目線は上をむき、少し前向きな気持ちになると思います。
一方、相手に与える印象も肩の状態が関係します。肩を前にだしながら肩をすくめている人は何かに怯えているようにみえますし、肩を落としている人は悲しそうにみえますよね。相手の感情を読み取ろうとするときには無意識的に肩の状態で判断していることが多いのです。
肩の状態ひとつであなたの感情も、印象も大きく変わります。肩から姿勢を整えて、健康的で、気持ちも見た目もよい状態にしましょう。
肩甲骨は肩や背中に付随して体のバランスをとる役割をしており、肩甲骨の動きが悪くなると姿勢の悪化をはじめ、肩こりや四十肩のような肩の痛みにもつながります。 肩甲骨を動かすように意識しながらエクササイズを行いましょう。
回数:左右各5回ずつ
(※)各動きは静止せずに動作を連続させます。連続になると動きが小さくなりがちなので、挙げるときに上までしっかり挙げる、開くときに体の真横までしっかり開く意識で行いましょう。
回数:5セット(負荷が少ない場合は水を入れた500mlのペットボトルやダンベルを持って行います)
(※)この時、静止はせずに腕をしっかり後ろに引きます。
回数:左右3回ずつ繰り返す