きのこのチカラで“夏バテ”を解消!
2026.06.30
皆さんこんにちは、料理研究家の浜内千波です。梅雨が明けるといよいよ夏本番ですが、この時期は暑さによる不調にも気をつけていきたいですよね。
夏バテや疲労をケアするためには、バランスの良い食事が基本となりますが、その中でも特に「ビタミンB₁」が一番に思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。ビタミンB₁は、エネルギー源となる糖質の代謝に欠かせない栄養素ですが、不足すると糖質がきちんと代謝できずに乳酸などの疲労物質が体内に蓄積されて、疲労を感じやすくなってしまいます。
特に夏は暑さから、そうめんやアイスなど冷たい食べ物などを摂る機会が増えて栄養が偏りやすく、ビタミンB₁が不足しやすくなります。さらに、ビタミンB₁は汗とともに身体の外へと流れ出てしまいますので、積極的に摂り入れなければなりません。
さて、ビタミンB₁といえば、何の食材を想い浮かべますでしょうか?豚肉や鰻など、なんだかスタミナも付きそうな食材を思い浮かべる方も多いかもしれません。
一方で、豚肉や鰻などの動物性食材のみならず、植物性の食材にも豊富に含まれているものもあります。その中でも代表的な食材がきのこやとうもろこし、豆類ですが、きのこは火が通りやすくとうもろこしや豆類よりも調理がしやすいため、どんな料理ともぴたっとはまってくれます。
食欲がないときは、そうめんだけでなく焼いたきのこを添えたり、丼ものの具に追加してみたりと、うま味が強く、ボリュームがあるきのこならではの楽しみ方ができると思います。
最後に、夏バテ解消に役立つスタミナレシピと、夏にピッタリのさっぱりレシピをご紹介します。タンパク質、ビタミン類、食物繊維などをバランスよく摂ることができ、疲れを翌日に残さず、元気になれるメニューですので、ぜひ作ってみてくださいね。
【マイタケ豚ニラ炒め】

●材料(2~3人分)
ニラ 1束(100g)
豚こま切れ肉 100g
マイタケ 1P
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ2
胡椒 少々
サラダ油 大さじ1
●作り方
1.ニラは4㎝の長さに切る。豚肉に分量の半量の塩を加え、手でほぐしたマイタケと合わせておく。(マイタケの酵素が働いてお肉が柔らかく仕上がります。)
2.フライパンを中火でしっかりと温め、お肉とマイタケを加えてこんがりと火を通す。
3.ニラ、残りの塩、胡椒を加えてざっと炒めれば出来上がり。
【きのこの塩マリネ】

●材料(2~3人分)
お好きなきのこ 100g
ブロッコリー 100g
ズッキーニ 1/2本(80g)
おくら 8本
茄子 1本(80g)
塩 小さじ3/4強
水 100ml
オリーブオイル 大さじ2~お好みで
●作り方
1.きのこはほぐす。ズッキーニ、茄子は厚さ1㎝の輪切りに、ブロッコリーは小房に分ける。おくらはガクの硬い部分を除く。
2.バットに塩と水を合わせておく。
3.フライパンを中火で温め、オリーブオイルを入れてきのこと野菜を両面こんがりとするまで焼く。
4.焼けたものから2の塩水に漬け込み、粗熱をとって完成。30分ほど漬けるのがおすすめです。