消費者が喜ぶ顔を
思い浮かべて提案を。

新規の営業先に行くと、「ホクトってきのこだけじゃないんだ！」と驚かれるのですが、食品トレーやラップといった包装資材の販売も行っています。私は自社で製造する食品用容器の販売を担当しています。以前からきのこの栽培用ビンを製造していたのである程度のノウハウはあったものの、食品用容器はゼロからのスタート。機械メーカーやラベルメーカーも自分たちで探し出し、試行錯誤しながら完成させ、軌道に乗り始めたところです。営業の腕の見せどころは提案力。ある乳業メーカーの飲むヨーグルトが内容量を減らしてリニューアルするという話を聞きつけ、営業に向かいました。内容量が減っても見栄えがよいことはもちろん、スーパーの陳列棚に並んだ時に商品名が隠れてしまっていた従来のデザインを一新する提案をしました。その結果、我が社の製品に切り替えていただけることになりました。提案時に忘れてはいけないのは、消費者の目線だと考えています。乳業メーカーがお客様ですが、商品を買うのは消費者。容器も中身と同じという思いで使い勝手や衛生面にこだわりつつ、どうしたら消費者が喜んでくれるのかを大切にしています。