きのこの新品種・栽培技術の開発
きのこの研究開発は、ホクトの中核を担う部門です。「きのこ総合研究所」は昭和58年の設立以来、バイオテクノロジー技術を駆使して、新品種の開発、新しい栽培素材・栽培技術の開発など、きのこに関するあらゆる研究を重ねています。昭和61年には世界に先駆けて純白のエノキタケを開発。
その後も、苦味の少ないブナシメジの開発やエリンギの大量かつ安定生産を可能にするなど、数多くの成果を生んできました。新品種が商品として流通をはじめても、さらに味が良く、色や形が優れた品種の追求は終わりません。こうして、あくなき研究心から生まれた多くの品種は農林水産省に品種登緑され、新しく開発された技術は特許などの知的所有権を取得しています。
健康をキーワードに、
きのこの薬理効果や
機能性を追求
きのこ総合研究所では、きのこが持っている健康に対する効果を学術的に解明し、健康の維持増進に役立てる研究を行っています。これまで、エリンギの肝障害予防効果やブナピーの動脈硬化抑制作用、マイタケの抗アレルギー作用など多くの生理活性機能を確認しました。アガリクスによる癌抑制作用についても研究が進んでいます。
きのこの
バイオテクノロジー
きのこの品種開発では、遺伝子組み換えは行いません。従来からの交配法を駆使して優秀な新品種を開発します。特に遺伝資源となる優良な親株を探索することが重要であり、日本全国できのこの探索を行っています。
収集した野生のきのこをもとに、さまざまな交配を繰り返し、膨大な栽培試験の結果、優秀な新品種が誕生します。
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