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新品種開発

霜降りひらたけの開発

シモフリヒラタケ

ひらたけは味の良いきのことして昔から親しまれてきました。しかし、ブナシメジやエリンギに席巻され生産量が減少傾向にありました。傘が薄くて柔らかいため、流通過程において物理的な損傷を受けやすく、日持ちが良くないことも原因の一つと考えられています。
当研究所では、日本産ひらたけとエリンギなどのヨーロッパ産ヒラタケ属との種間交配に成功しました。さらに交配育種による品種改良を重ね、従来のひらたけよりも傘が肉厚で日持ちがよく、収量性の良い「HOX 1号」を開発しました。
傘に独特の霜降り模様が見られることから、商品名を「霜降りひらたけ※」として2012年秋から販売を開始しました。
霜降りひらたけは特に旨味が強く、歯ごたえの良い美味しいきのこです。

霜降りひらたけ HOX 1号(品種登録 第23540号)

HOX 1号
(品種登録 第23540号)
※霜降りひらたけはホクト(株)の登録商標です

側面から

HOX 1号
傘が肉厚

側面から

従来のひらたけ


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