お部屋ダイエットで気持ちもスッキリ

■ ■ 監　修 ■ ■
Yuu（本名：尾間紫）一級建築士事務所 OfficeYuu代表、住宅リフォームコンサルタント 長年、住宅業界の第一線で、数多くの住宅相談、プラン・インテリア設計、工事に携わってきた経験から、幸せな住まいづくりのノウハウを伝えている。
一級建築士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネージャー 他
■近著：リフォームはこうしてやりなさい/ダイヤモンド社　など
■毎日新聞「Yuuの住アドバイス」連載中
■webサイトリフォームのホント・裏話

目的は「捨てること」ではなく快適・幸せな生活の実現です。

近年、「断捨離」が大ブームになりました。これはヨガから生まれた言葉で、モノへの執着を手放し、心の豊かさを得ようというもの。風水でも、使わないのにため込んでいると、空間のバランスを崩して健全な循環をさまたげてしまうとされています。
これ、ダイエットの話と似ていると思いませんか？部屋もカラダも、まずは“老廃物”をしっかり排出することで、本当に自分らしい生活を見つけることがポイントです。

いるものといらないものの仕分け方

世の中にはたくさんの「片付け術」の本がありますが、そうは言ってもモノを捨てるのには苦労をするものです。基本は自分にとって「必要な物」か「必要でない物」かを考えること。今、自分にとって本当に必要な物だけを残しましょう。
「使える物」「使えない物」と考えてしまうと失敗します。大事なことは、これからの自分の人生を輝かせてくれる物であるかどうか。我慢すれば使えるというような物を取っておいてもいいことは無いのです。

風水の基本はよどみなく流れること。川の水も流れ続けることで清らかにいられるように、よどんだ溜まりが一番よくないとされています。
例えば部屋に、雑誌の古いバックナンバーが積み重なっていてホコリが積もっていたり、使わないバッグがクローゼットの奥に詰め込んであったりすると、よどんだ溜まりとなって、新しい良いものが入ってこないとされています。
部屋もカラダもいつも流れをよくしておくことが、幸せと健康の秘訣なのです。

「収納」は継続なり

せっかく片付けたのにすぐにまた元通り、なんて経験はありませんか？　その原因は、収納方法にあるのかもしれません。
ポイントは、「出し入れしやすいこと」です。出し入れがしにくいと、つい出しっ放しになり、また部屋が散らかります。素敵に飾って“見せる収納にしたい”なんて考えは後回しにしましょう。
出し入れしやすい収納のカタチと、使いやすい置き場所を見定めることで、あるべき場所にモノが収まっていきます。大切なのは、それを習慣化すること。菌活と同じで、継続することで効果が出てきます。すっきり整理整頓された部屋なら、ダイエットへのモチベーションもぐっと上がりますよ！

カラダもすっきり！”ヘルシーダイエットの救世主「きのこ」”は「きのこで菌活。」で紹介中！