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トレンドコラム

【美人化作戦4】気づかいが相手を引き寄せる。”美人”の印象づくり

今月のトレンドコラムでは、洋服の着こなしやメイクのポイントを金ヶ江さんに教えていただいていますが、洋服やメイクを整えたら、仕上げとして気を使いたい「美人の心構え」をうかがいました。その答えは意外にも「周囲への気づかい」というものです。今週の「きのこで菌活。」では、美腸を意識して身体を中からキレイにし、健康美人を目指すための「インナーケア」の大切さについてご紹介していますが、トレンドコラムでは金ヶ江さん流の「人を引き付ける美人でいるための」考え方について教えていただきました。これさえ読めば夏に向けての準備は万全です!

 

—————— 教えてくれたひと ——————

Etsukokanagae_01  金ヶ江悦子 (Etsuko Kanagae)

19歳より女優•タレント•モデルとして活躍。2010年ミス•インターナショナル日本代表受賞。同年開催された世界大会では4位に輝き、特別賞として “ 世界で最もエレガントな人 ” に送られるミスエレガント賞を受賞した。 世界大会帰国後、一般企業で社会経験を積み、その後自身の経験を活かして立ち居振る舞いや話し方などの研修事業や日本全国で講演、セミナー講師を務めるようになる。2012年よりミスコンテストのプロデュースや、全国にある数々のコンテスト審査員を担当し、現在はその経験から、世界大会に臨むミスコンテスト出場者へのトレーニングを手掛け、多くの「賞」受賞者を輩出してきている。また “トータルビューティーディレクター” として一般女性へ行うセミナーは幅広い年代の女性から反響を呼んでいる。メディア活動では、ファッションショー・テレビ出演だけでなくMCやラジオパーソナリティとしても活躍中。2014年には「いるだけでなぜか視線を集める人の美しい所作のルール」(PHP研究所)を上梓。
http://instagram.com/etsuko_kanagae/

 

TPOを押さえた「思いやり」こそが美人の条件

これまでファッションやメイクについてお話を伺う中で、何度も金ヶ江さんが口にしていたのが「TPO」という言葉です。「時(Time)・場所(Place)・場合(Occasion)に応じて」という意味ですが、たとえばメイクについての話では、「場所によってアイメイクの濃さを変えている」と具体的に教えてくれました。

 

 

「仕事柄、壇上に立って多くの人を前にお話をする場合や、大きいパーティに呼ばれたときには、アイシャドウをグラデーションにしたり、アイラインをしっかり描いたりと、目元の印象が強いメイクを意識しています。逆に、友人同士の食事などカジュアルな場面では、アイメイクはちょっと薄めに。人との距離感によって、メイクを変えているんです。だって、食事のときに目の印象が強すぎると、相手に圧迫感を与えてしまうでしょう?」

メイクにしろファッションにしろ、TPOを考慮して変えられることは「美人」の必須条件だという金ヶ江さん。ビジネスやパーティーなど「オン」のときにはしっかりとしたメイクを、プライベートの時間を過ごすときなら、しっとりとしたナチュラル肌で。ファッションも同様に、シーンに合わせて服を選んだほうが「おしゃれな人」だと感じてもらえます。

大切なことは、相手への気づかいなんです。どれだけおしゃれな服やメイクで着飾っても、周囲への気づかいが欠けていては台なしですよね。ダークな色味のファッションがスタイリッシュだからといって、結婚式に着ていったら周りの人はどう思うでしょうか?TPOを大事にすることは、周囲への思いやりを意識的にもつことです。そんな心構えが、誰もがもっている『美しさ』を開かせる鍵だと私は思っています」

 

今回金ヶ江さんがお話ししてくれた内容も、講演やセミナーで話していることも、基本にあるのは「思いやる気持ち」。そのことを大切にすることこそ、「美人」の条件なのでしょうね。

 

体が喜ぶことをすれば、自然と健康になれる

もうひとつ、金ヶ江さんがインタビューの最初から強調していたのが「健康美」について。実は金ヶ江さん自身、ファッションモデルなどと比べると、それほど細い体型ではないと言います。そこで食事内容についてうかがってみると、「好きな食べ物は……うーん、うなぎです(笑)」との答えが! 普段からまったく好き嫌いなく、魚も肉も、もちろんきのこもたくさん食べているそうです。金ヶ江さん、普段はどんなことに気を付けているのでしょうか?

「よく言われていますが、食べる順番には気をつかっています。最初にサラダなどの食物繊維、次にお肉やお魚などのタンパク質、最後にごはんや麺類などの炭水化物。この順番で食べると太りにくいと言われていますね。あとは水分を意識的に摂るようにしています。1日に2リットルくらい飲むこともありますよ。でも、特別なことはしていないかな……。自分の身体が本当に喜ぶものを食べていれば、自然と適量で満足できるんだと思います」

とはいえ、2010年度ミスインターナショナル日本代表に選ばれるまでに金ヶ江さんは相当な努力を重ねてきたことと思います。その過程で、身体にいいこと、キレイにつながることを習慣化できたからこそ、インナーケアやスキンケアなどを、自然に実践できているのでしょう。

 

「毎日のスキンケアや身体を動かす習慣、それに先ほどお話した食習慣などもそうですが、最初だけ努力すれば、自分なりに『習慣化』できることって多くありますよね。たとえば。きのこらぼで取り上げられているきのこを食べる習慣、ってすごくいいと思うんです。わたしも大好きでよく食べています!少しだけ頑張って生活の中に取り入れられる、健康習慣って大好きです。ぜひ読者の皆さんにも、キレイにつながる食事やスポーツなどを生活の中に取り入れて見てほしいなと思いますね」

 

 

やはり、毎日の積み重ねが、金ヶ江さんのキレイやスリムや健康でハッピーな毎日の原点なのだと感じます。それでもやっぱり、もう化粧も落とさずに寝てしまいたい!なんていう日もあるのだそう。

「そんなときは、自分で自分を励ましているんです。がんばれー、まだまだいけるよーって。そうやって自分を応援することで、もうちょっと進めるようになるんです。そのモチベーションになっているのは、これを読んでいるみなさんに自分自身の『美しさ』に気づいてほしい、という思いなんです。今回お伝えしたこと、ぜひ実践してみてくださいね」

一番大切なことは、なりたい自分を想像して、そこにトレンドや季節感、TPOを盛り込んでいくこと。そう教えていただいた、今月のトレンドコラムはいかがでしたか。夏本番に向けて、なりたい自分をイメージするところから、はじめてみましょう!

 

【今週更新!きのこで菌活。】身体の中からキレイになる習慣の一つとして意識したいきのこで叶える「美腸づくり」。その驚くべきダイエットへの効果と秘訣をお伝えします。

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎

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きのことキャベツの鶏カレーマヨ炒め

きのこを食べて春の美容ケアを始めましょう♪きのこは別名『美容ビタミン』と呼ばれるビタミンB2やエルゴチオネインが豊富なので、毎日のキレイをサポートします。また、肌の材料となる良質なタンパク質が豊富な鶏むね肉を合わせることで効果を後押し!マヨネーズとカレーの味付けにきのこのうま味がマッチした食欲をそそる一品です。

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