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8月の特集テーマ
秋に向けて“今”大人のキレイを手に入れる。

“奇跡の40代”水谷雅子さんオススメ 2017年の夏にやっておきたい美容術

2017.08.07

モデル・タレントとして美容情報を発信している水谷雅子さん。49歳という年齢を聞いて驚かない方はいないはず。その美しさの秘訣は、毎日続ける美肌ケアにあるそうです。今週は水谷さんが実践している日々の美容法と、夏だからにやっておきたいおすすめのホワイトニングケアをご紹介します。水谷さんの美肌ケアの秘訣は、なによりも“継続すること”。今週の「きのこで菌活。」コラムでお伝えしている、夏疲れを解消し健康な毎日を過ごすポイントとなる腸内改善とともに毎日の習慣にして、暑い夏を乗り切りましょう。あわせて、気になる食事と美容の関係についてもお聞きしました。

モデル・タレントとして美容情報を発信している水谷雅子さん。49歳という年齢を聞いて驚かない方はいないはず。その美しさの秘訣は、毎日続ける美肌ケアにあるそうです。今週は水谷さんが実践している日々の美容法と、夏だからにやっておきたいおすすめのホワイトニングケアをご紹介します。水谷さんの美肌ケアの秘訣は、なによりも“継続すること”。今週の「きのこで菌活。」コラムでお伝えしている、夏疲れを解消し健康な毎日を過ごすポイントとなる腸内改善とともに毎日の習慣にして、暑い夏を乗り切りましょう。あわせて、気になる食事と美容の関係についてもお聞きしました。

教えてくれたひと
水谷雅子(Masako Mizutani)
1968年生まれの49歳。2人の子どもをもつ母。37歳のときに地元の美容院からの依頼でローカル雑誌のヘアモデルになったのをきっかけに、雑誌『美STORY』(光文社)でモデルデビュー。年齢不詳の美しさから日本のみならず中国や韓国などでも人気で、現在は雑誌、テレビ、イベントなどで美容情報を発信中。『水谷雅子 スタイルブック』(双葉社)、『1日10分セルフケア 水谷式かっさビューティ』(双葉社)など著書多数、DVD「水谷雅子の美容エクササイズ〜水谷式仙人体操」(リバプール)も話題に。

毎日の積み重ねが結果を生む
美魔女“水谷流”スキンケア術

年齢不詳の美貌の持ち主として、日本はもとよりアジア各国でも注目を集める水谷さん。その美の秘訣を知りたいと願う女性たちのため、ウェブや書籍、イベントなどで、自身が実践している美容方法を発信しています。その基本ともいえるのが、「かっさ」というプレートを使って肌をこすり、血行やリンパの流れを改善するマッサージ方法です。

水谷雅子さん

「朝晩のシートマスクのほか、毎朝のスキンケア後に『かっさ』を使ってマッサージをしています。乳液や美容クリームを塗ったあとに『かっさ』で流すイメージですね。顔の筋肉も凝るので、プレートで均等にほぐして老廃物を流してあげるんです。年を重ねるとフェイスラインがぼやけてきますが、5分程度マッサージすることで、顔のラインがすっきりしますよ。リフトアップだけでなく、血行が良くなって顔色がワントーン明るくなったり、むくみがとれたり。ぜひやってみてください」
 
「かっさ」にはさまざまなタイプがあり、水谷さんが愛用しているのは本場中国でつくったという琥珀素材のもの。木製のスプーンでも代用できるそうです。また、夏ならではのスキンケアについて聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
 
「日焼け止めは季節を問わず必需品です。夏は汗をかくので特に念入りにして、夜のお手入れではホワイトニングを取り入れていますね。また、夏にはお米の研ぎ汁を使ったケア、『ライスウォーター洗顔』がおすすめです。美白や保湿にも効果的で、夏場は特に毛穴に詰まりやすい皮脂を天然のスクラブ成分が取り除いてくれます。毛穴の皮脂詰まりを放置してしまうと、時間が経つほどに固くなり、秋を迎える頃には肌がごわごわになってしまいます。ですから、秋がくる前の今のうちに、集中的にケアすることが必要なんです」

水谷雅子さん

ライスウォーター洗顔
  
【作り方】
① 米の研ぎ汁をペットボトルに移す
② ペットボトルを冷蔵庫で一晩寝かせる
③ 上澄みは捨て、沈殿した成分に水を足して混ぜる
④ 洗面器に移して顔をマッサージ
⑤ 最後に化粧水で肌になじませる。水で洗い流してもOK

このライスウォーター洗顔を毎日続けることで、米ぬかに含まれる保湿成分、グルコシルセラミドが肌をもっちりさせてくれるのだそう。このほか、アボカドを使った頭皮ケアや、ペースト状にしたバナナにハチミツを加えたパックなど、バリ島で体験した食材を使ったケアも積極的に行っているそうです。

「買った食材を使い切れずにダメにしてしまうことってありますよね。そんな余った食材は、捨てるくらいなら美容に使ってあげたほうがいいと思っていて。主婦ですから、買ったものは無駄にしたくないんです! バリ島でフルーツを使ったエステを体験してから、よくやるようになりました。天然成分なので安心ですし、こちらもぜひ試してみてください。おすすめはバナナ、コラーゲンの合成を助けてくれるアスコルビン酸が含まれていて、小じわが目立たなくなりますよ」
 

バナナパック
  
【作り方】
(1) バナナの果肉をペースト状にする
(2) ペースト状にしたバナナにハチミツを足してよく混ぜる
(3) 湿らせて軽く絞ったコットンパックにペースト状のバナナを薄く伸ばす
(4) コットンパックを肌に貼る(5分間程度)。

美容はもちろん、運動も食事も。
美とは、総合的なもの

朝晩のちょっとした時間に、あるいは家事をしながら。「毎日続ける」ことが水谷さんのスキンケアのポイントです。ただし、もちろんそれだけではありません。食事も運動も、毎日の習慣を大切にしています。

水谷雅子さん

長く続けているのは、グリーンスムージーです。私は小松菜、りんご、バナナ、オレンジを入れています。一般的なスムージーと違うのは、水の代わりに飲むヨーグルトを入れていること。これはあとから知ったんですが、ヨーグルトは血糖値の上昇を抑えてくれるらしくて、果物との相性もいいみたいですね。もちろん、毎日の食事も気を使っています。特に旬のものは栄養価も高いので取り入れたいと思っていて。それもあって、食材は買い溜めせず、毎日スーパーに行くようにしているんです」

家族と一緒に楽しむ毎日の食事には、きのこもよく使うのだそうです。好きなのはブナシメジやマイタケ、低カロリーで、炒めても煮てもおいしいので、重宝しているのだとか。ちなみに、名古屋在住の水谷さんは、名古屋名物ともいえる、ボリュームたっぷりの喫茶店のモーニングも大好き。

「名古屋の喫茶店って、午前中はたくさんの食べ物がコーヒーについてくるんですよ。朝からたくさん食べるねってよく言われるんですが、起きたら愛犬のマグの散歩、そのあとはお庭のお手入れをして、だいたい1時間くらいは毎日身体を動かしています。甘いものも好きで、本当は毎朝、ホイップクリームを使ったサンドイッチを食べたいくらい。でも、長女に『また朝からこんなに甘いの出して!』と言われるので控えています(笑)」

水谷雅子さん

そんな水谷さんが最近気になっているのが、ボディケアです。もっと身体を引き締めて、美ボディになりたいと思っているのだそうです。そのためにやっているのが「仙人体操(ルーシーダットン)」という、タイ発祥のヨガのような運動。ある程度の柔軟性が必要なヨガと違い、誰にでも無理なくできることから取り入れていると言います。

仙人体操のポイントは、『呼吸』です。鼻から息を吸って鼻から吐くのがヨガとの大きな違いですね。呼吸筋が鍛えられて内臓の働きが活発になり、代謝が上がるほか、血流がよくなるので、肩こりやむくみ、冷え性なども改善してくれるんです。やり方は簡単、鼻からゆっくりと息を吸いながらおなかを膨らませて、鼻からゆっくりと吐きながらおなかをへこませるだけ。この腹式呼吸をしながら、さまざまなポーズをとります。呼吸法だけでも効果がありますから、ぜひ実践してみてくださいね」

水谷さん自身は、朝の愛犬との散歩中に、腹式呼吸を意識しながら、身体をひねったり、アキレス腱を伸ばしたりしているのだそうです。スキンケアも食事も運動も、「無理なく続ける」のが、水谷さんの美の秘訣なのかもしれません。

最後に、きのこらぼ読者の皆さんに、こんなメッセージをいただきました。

「頑張った分だけ、お肌は応えてくれます。何歳になっても、諦めてしまうのはよくないなって思うんです。読者の皆さんにも、今回のインタビューをきっかけに“スイッチ”を入れていただいたらうれしいですね!」

水谷さんの美容法は、毎日の生活の中でできるものばかり。
書籍やDVDでも紹介されているので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!
 

水谷雅子さん
「1日10分セルフケア 水谷式かっさビューティ」(双葉社)

水谷雅子さん
「水谷雅子の美容エクササイズ 〜水谷式仙人体操〜」(リバプール)

【次週のテーマは「睡眠」。秋に向けたキレイをつくるために欠かせない「睡眠」について、快眠セラピスト・三橋美穂さんに、そのポイントをうかがいます】
 

【今週更新!きのこで菌活。】

水谷さんが教えてくれたアウターケア&身体を動かすことでのケアに加え、きのこを毎日の食事に取り入れて、インナーケアをプラス! 「身体がだるい」「食欲がない」などの、夏のつらい症状を予防&解消するきのこで菌活をお伝えします。

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎

今おすすめのきのこレシピ

きのこの具だくさん骨太オムレツ

ケガをせずに良いパフォーマンスを発揮するためにも、土台となる骨を丈夫にすることが大切です。きのこに豊富なビタミンDは、骨の主成分であるカルシウムの吸収を高める栄養素のため、チーズやしらすと合わせて骨づくりを助けます。また、卵に豊富なタンパク質は骨の材料となるので、成長期やアスリートの身体づくりにぴったりです。

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